入れ歯
歯を失った部分をそのままにしておくと噛みにくいだけでなく、噛み合わせる歯が伸びてきたり、隣の歯が倒れてきたり、お口の中全体に悪影響を与えます。失った歯を取り戻す手段の一つとして、入れ歯があります。
入れ歯には1本だけのものからあご全体を覆う14本のものまで幅広いものがあります。
入れ歯(保険適応)
保険適応のため比較的安価でできます。金属のばねがあるため、金属が見えてしまう場合があります。
慣れてくるまでは気持ち悪さや会話のしづらさ、痛みなど様々な不快な症状が現れることが多いです。
入れ歯(保険適応外)
保険で作ることのできる入れ歯の場合は、ばねの設計や使うことのできる金属、構造など決まった物しか作ることが出来ませんが、保険適応外のものには入れ歯の不快症状を改善するために色々なものを用いることが出来ます。ノンクラスプデンチャー
入れ歯の見た目が気になる方におすすめです。弾性のある特殊な樹脂でできているため、金属のばねの部分が目立ちにくい構造になっています。
樹脂のみで作った場合、金属アレルギーの心配がありません。
ばね部分の経年的な劣化があるため、緩くなってきた場合は作り直しになります。
金属床
入れ歯をいれて味が感じにくくなったという方におすすめです。金属が熱を通すため、食べたものの温度が入れ歯を入れていてもお口の中に伝わるためおいしく食事ができます。
金属による裏打ちがあるため、うすくても強度があり、違和感が少ないです。
使用する金属の種類によっては、アレルギーのリスクの低いものや、軽い入れ歯を作ることができます。
アタッチメント義歯
入れ歯が落ちやすい・少しでも小さくしたいという方におすすめです。ご自身の歯に磁石とひっつく特殊な金属の土台を止め、入れ歯に磁石を埋め込むことで目立たず外れにくい磁性アタッチメントを用いた入れ歯・ゴムの力で歯に引っ掛けて使うOPアンカーを用いた入れ歯など 特殊なアタッチメントを用いて外れにくく、残った歯への負担の少ない入れ歯もございます。
その他の義歯
また、製造中止になっておりますため新たには作れませんが、過去に他院でいれられた井上アタッチメントなどの調整も現物があれば対応させていただける場合もあります。入れ歯にお悩みの方はご相談ください。